インプラントの治療で重要なこと

患者様は決してインプラントにすることだけを目的として来院されているのではないのです。失った歯を治療するため、噛めるようになるため、さらには健康になるために治療を受けに来られるのです。そして、それらの目的を達成するための手段の1つとしてインプラントがあるのです。

インプラントの専門家(インプラントロジスト)には、患者様の身体全体を診る必要性があります。今までの歯科治療は、いわば目に見える治療でした。つまり虫歯を取り除いたり、根管治療をしたり、抜歯したりすることが歯科医の仕事だったのです。それに比べてインプラント治療を行うには、臨床的な解剖学を熟知していなければなりません上、骨や粘膜(軟組織)の状態など、創傷治癒のメカニズムを理解しておく必要があるのです。

また、インプラント治療においては、治療後のメインテナンスがもっとも重要です。なぜならば、インプラントが長持ちするためであり、よく噛めて食事が楽しいうえ、歯へのコンプレツクスを解消する審美性で積極的な社会生活が営めることによって、患者様の生活の質を向上させることが治療のゴールだからです。そのためにも、インプラントが長持ちするように予防処置をしていくことが、不可欠なのです。世界中では年間数百万人もの人々が歯を失い、何らかの治療を受けています。